口下手を克服するための第一歩

 

「話す」という行為は、「歩く」とか「食べる」といった行動と同じように、ほとんどの人が行う行為です。

 

しかし、「歩く」ことが苦手という人は少ないにもかかわらず、口下手や話下手など「話す」ことを苦手に思っている人はたくさんいますよね。

 

自分のことを口下手だとか話下手だと思っている人は、「話す」ということを意識しすぎてしまっているといわれます。
「苦手」と思うばかりに話すことを意識して緊張してしまい、ぎこちなく、不自然な感じになってしまうようです。

 

しかし、逆に上手な話し方を身につけるためには、自分の話し方を意識することが最初の一歩だとも言います。
自分の話し方を意識し、どういった話し方をしているかを確認することによって自分の特徴をつかみ、苦手な事柄から訓練していくのが上手な話し方への道なのだそうです。

 

訓練というと、身構える人がいるかと思います。
しかし、プロのアナウンサーだって、新人の頃は不自然な部分がある人が多いですよね。話すことを苦手としていないプロだって、訓練しなければ、自然に上手に話すようにはなれません。
求められる程度は違えど、話すことが上手になりたいと思えば、やはりある程度の訓練は必要となるようです。

 

とはいっても、自分の話し方を意識し、少しだけでも気をつけて話すようになれば、ずいぶんと人に与える印象は違ってくるようです。
話し方が苦手だから上手になりたい!なんてあまり身構えずに、まずは自分の話し方を意識することからはじめたいものです。